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Gaijin Bikers in Japan
The continuing adventures of a couple of American bikers
in the Land of the Rising Sun

外人バイカーズが発見した
すばらしきバイカーの国日本

(※このエッセイはVibes誌2003年6月号に載りました)


日本のバイカー達よ、ちょっと聞いてください。
この日本はバイカーにとって最高の国だぞ!

わしら外人バイカーズ(ザ・スティンガー、大人になるのを拒否したナイスガイ、とビッグベン、199cmの長身に合わせて改造したわしのハーレーに乗れるのは日本国内にわししかいない−ヨロシク!)は10年近くこの国を走り回っているけど、日本はバイクに乗るにはすばらしい環境に恵まれていると思う。初めてこの国でバイクの旅をしたときに、こんなに
走っていて快適な国があったのかと感動したが、今でもその気持ちは変わらない。

まず日本は火山によって出来た島国だから、海あり山ありの美しい地形で必然的にバイカーにとって一番楽しいワインディングの道だらけだ。(そのうえ、道路公団の天下りのおかげで(?)、その道はしっかり整備されている!)そしていたる所に温泉がわいているから、ツーリングの長い一日の後にド田舎のキャンプ場に泊まっていても道のほこりを洗い流して、疲れた筋肉をリラックスさせる暖かいお風呂が待っている。

「だって、アメリカの広い道の広大な景色と比べたら日本の道はつまらないだろう?」と思っているそこのあなた、それは実は違うのだ。伝説のRoute66のような道を走るとメチャクチャ綺麗な景色だし、地平線まで延びていくまっすぐな道に感動はするよ。が、それは最初の半日であって、曲がらない一本道をずっとまっすぐ走っていても、景色が殆ど変わらないし、結局砂漠は熱いよ。お風呂もないしね。一方、日本で走ると一日で色々な景色が見れて、色々な形の道を楽しめる。

そして日本のバイカー達も最高だ!これは全部一般論だけど、アメリカ人のいいところは自由と個人主義を大事にする国民性だが、悪く言えばうるさくてわがままな奴が多い。(わしらもそうなのかな?)一方、日本人は周りに対する気遣いと協調性を大事にする国民性だが、悪く言えば自分の言いたい事が言えなくて周りの意見に縛られる人が多い。ところが、日本のバイカーはいいとこ取りだと思う。自由な生き方の中で仲間を気遣う心をもって、実に付き合いやすい人種だ。

アメリカでは、未だにバイカーの中でも人種、宗教、軍歴の有無、車種などで差別する人は多い。日本のバイカー社会ではそんなことは殆ど感じない。(車種にうるさい人はいるけどね。) え?「だってアメリカ人のバイカーはカッコいいじゃん!日本人はハーレー似合わないし」って?それも違うと思うよ。アメリカにはセンスのないデブおやじが多いし、頭にかけているバンダナからブーツまですべてのウェアとアクセサリーを全部HDブランドにする奴もいる。(それじゃ、すべてシャネルにするババアと一緒じゃん!ハーレーはヴィトンじゃねぇよボケ!) 日本人のバイカーこそ格好いいと思うけどな。Vibesを見てよく分かるようにバイクのカスタムのセンスも、アクセサリーなどのセンスも優れているし、キマっていてサマになっているじゃん。

目的地がミーティングでもキャンプでもバイカーズクラブでも、そこまでの道が綺麗で楽しくてたどり着くと、いい湯、いいお酒、楽しい語り、そしてあたたかく歓迎してくれる仲間とすばらしい兄弟感が待っている。これらを満喫しているわしらはこの国に来てよかったといつも心から思っている。

日本のバイカー達よ、バイカーに成るべくして日本人に生まれてよかったと是非思ってください。


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
外人バイカーズ