
はっきり言っておこう、北海道の道は最高だ!ここまで広く、どこまでも続く道と、あっと言わせる景色はここにしかない。目の届く範囲まですっと続くまっすぐな道も、走りやすいぐらいに緩やかに曲がりくねる山道もある。
宗谷岬の上のこの道を見てください。前には牧場、後ろにはオホーツク海で、他の乗り物も信号も何もない。
この道はサロベツ原生花園の真中を通る。写真ではここの広大さが伝わらない。草原が海のようにさざ波を立てて地平線まで続く。
この道は美瑛の絵のような畑を横切る。
何これ?日本ではほとんどの標識には日本語とローマ字が書いてあるが3つ目は?実はロシア語だ。稚内市はロシア人の船乗りがよく来るので、キリル文字の標識もある。日本のほとんどのところに白人がアメリカ人と勝手に決め付けられるが、ここではロシア人になっちゃう。
この写真には面白い話がある。ビッグ・ベンとセックス・マシーンがある日の早朝、日本海側の道を走っていたら、対向車線の車がやたらパッシングしていた。ねずみ取りかなと思って、制限速度以下まで減速した。警察が見えてきて、減速して良かったと思ったら、それでも止められた。「何だよ、何もしてないのに」と怒鳴りつけるのを我慢しながらバイクを止めると、お巡りさんが、「朝早いね、お腹空いたでしょう?」と笑いながら言った。よく見ると、長いテーブルに他のライダーが何人も座っていて、おいしそうに朝食を食べていた。実は、ねずみ取りではなく、安全運転運動で、サツがコーヒー、お握り、名産のシジミのお味噌汁をおごってくれていた。さすが、ライダーの楽園北海道の警察だ。感謝しております。


